Love of Christ

キリスト教の聖書と祈り

ヒルデスハイムの聖マリア大聖堂と聖ミカエル聖堂

ヒルデスハイムの聖マリア大聖堂と聖ミカエル聖堂

ヒルデスハイムの聖マリア大聖堂と聖ミカエル聖堂は、ドイツ連邦共和国ヒルデスハイム(ニーダーザクセン州)にあります。

聖マリア大聖堂

聖マリア大聖堂は、初期ロマネスク様式で1010年から1020年にかけて建設されました。2つの後陣を伴う対称形となっており、これは古ザクセン時代のオットー朝ロマネスク様式(en:Ottonic Romanesque architecture)の特徴です。

多くは11世紀から18世紀のものであるが、特に11世紀、12世紀頃の工芸品が豊富で、この時期の工芸品のコレクションとしてもヨーロッパ随一であると評価されています。

数多くの金銀製品、宝飾品があり、11世紀から12世紀にかけてこの聖マリア大聖堂が北ドイツにおける重要な宗教施設であったことが伺えます。

主要なもの

  • 旧約聖書とキリストの物語をレリーフにした青銅製の扉。1015年頃。
  • キリストの物語をレリーフにした青銅製のコラム。1020年頃。
  • 円環蜀台。11世紀。
  • 聖ゴーデハルト(St Godehard)の石棺。
  • 聖エピファニウスの祠。(St. Epiphanius’ Shrine)

大聖堂には中庭があり、1321年に建造されたゴシック様式のアンネのチャペルがあります。

大聖堂の後陣の中庭側の壁には、樹齢1000年のバラが茂っている。このバラはヒルデスハイムの繁栄を象徴していると信じられており、伝説によるとこのバラが繁茂するかぎりヒルデスハイムは繁栄すると言われています。

1945年にこの大聖堂が爆撃されたときもバラの根は残り、現在も毎年花を咲かせています。

聖ミカエル聖堂

聖ミカエル聖堂はヒルデスハイム中央駅から歩いて15分くらいの小高い丘の上に建っています。

この教会は、ベネディクト派の聖堂として、ヒルデスハイムの司教ベルンバルト(993-1022)により、1010年から1020年にかけて建設されました。

ベルンバルト司教は大天使ミカエル(死亡者を天国へ運ぶ死のキリスト教の天使)に深く傾倒していましたので、この聖堂に大天使ミカエルの名をつけました。

ベルンバルト司教は1022年に亡くなり、教会の建設は途中で頓挫しましたが、11年後、ベルンバルトの後継者ゴーデハルトがこの教会を完成させました。

ベルンバルト司教の遺骸はこの教会の地下に埋葬されています。

宗教改革ではヒルデスハイムはプロテスタント側に付いたため、聖ミカエル聖堂もプロテスタントに改宗されました。

しかし修道士とカトリック教会は、ベネディクト派の修道院はそれが非宗教化する1803年まで、聖ミカエル聖堂の地下室(クリプト)を使用しました。

そのため、聖ミカエル聖堂のクリプトは今日までカトリックの様式を保っています。

聖ミカエル聖堂は第二次世界大戦の間に空襲で爆撃されました、しかし、1950年から再建が開始され、1957年に完了しました。

1985年、ヒルデスハイムはこの聖ミカエル聖堂と大聖堂、樹齢1000年のバラの木とともにユネスコ世界遺産に登録されました。

ギャラリー

(左:聖マリア大聖堂 / 右:聖ミカエル聖堂)

マップ

聖マリア大聖堂

聖ミカエル聖堂

世界遺産(文化遺産)登録

1985年に文化遺産 (世界遺産)に登録されました。

登録基準

ヒルデスハイムの聖マリア大聖堂と聖ミカエル聖堂は世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、世界遺産に登録がなされました。

(1) 人類の創造的才能を表現する傑作。
(2) ある期間を通じてまたはある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。
(3) 現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。

公式サイト

聖マリア大聖堂
https://www.dom-hildesheim.de/

聖ミカエル聖堂
http://www.michaelis-gemeinde.de/

ドイツ連邦共和国の基本情報

公用語
ドイツ語

首都
ベルリン

面積
357,121km2

人口
総計(2016年)8267万人

GDP
合計(2012年)2兆6588億 ユーロ

通貨
ユーロ

時間帯
UTC +1(DST:+2)

ccTLD
.de

国際電話番号
49

宗教
キリスト教(60%)


ライセンス情報
本記事は、クリエイティブ・コモンズ・表示・継承ライセンス3.0のもとで公表されたウィキペディアの項目「ヒルデスハイムの聖マリア大聖堂と聖ミカエル聖堂」を素材として二次利用しています。記事の公表に関しましては「ウィキペディア 利用規約」並びに「ウィキペディアを二次利用する」に従っています。

© 2021 Love of Christ

テーマの著者 Anders Norén

PAGE TOP